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ロマン、、、漢字で書いたら浪漫。。。
最近はあまり聞かない言葉になった気がしますが、どうでしょう?
まぁ、見えたり触れたり食べたりできるもんでもないので、はて?、漠然とはしていますが、
人それぞれ、対象は物であったり人であったり思い出であったり未来であったり、行動であったり。。
ひっそり持てるものなら、少なからず、、いや、ひとつだけでも持っていたい気はしますね、ロマン。。
さて。
ロマンのあるクルマ、、、というのはどうでしょう?
1953年式 ポンティアック チーフテン8 デラックス セダン。
直列8気筒、フラットヘッド、4,400cc のエンジン。
組み合わされるトランスミッションは、いわゆるスリー・オン・ザ・ツリー。
3速コラムマニュアルです。
5,150mm、1,655kgほどの車体は、まさに1950年代初期のアメリカ車、、という感じですが、
後ろ姿は派手さ控えめすっきりしており、どことなく欧州車っぽいデザインにも思えます。
現車は1953年に新車でアリゾナ州の弁護士さんが購入、以来近年まで所有されていました。
どこもヘンにいじられた形跡はなく、オリジナルを保ったまま、しかるべき手入れをしつつ使われてきた印象です、ごく自然に。
オーナーズマニュアルもテープで補修されたりしながらも、大切に残っています。
現車を見ていると、どのように扱われてきたクルマかが何となく伝わってきます。
あちらこちら、経年は感じられますが良い歳のとり方をしたクルマだと思います。
どこにもアラ隠しのないスッピン車です。
最近好まれている、、「パティーナ」の状態の良いクルマ、といった感じでしょうか。
エンジンはすぐに始動し、静かにアイドリング。
ストレート8エンジンは、とてもスムーズで、V8とはまた違った魅力があります。
現在まだ輸入通関証のまま、登録される際は新規となります。
通関証渡し希望ですが、必要であれば並行新規予備検査、新規登録もご相談ください。
気になる方は、詳細もお問い合わせください。
ちょっとした縁あってはるばる日本にやってきた旧いポンティアック、
まだまだ現役、これからの日本での新たなロマンの種だって抱えています。
さて、、どんなロマンが芽生えるのかは、次にこのポンティアックと暮らす人のお楽しみ、、です。