お勧めの1台!!
FIAT500ツインエアーと比較対照されるトゥインゴ
共に欧州リッターカーの『双璧』
さてどっちを選ぶか!??
『ルノートゥインゴ禅ZEN5速MT』昨今目っきり少なくなったMT車
軽自動車より15cm程長い全長重量は1トンを若干切り、重量税も軽自動車並み
造りこみは軽自動車の数段上質、当然安全性も歴然の差
動力性・操舵性・走行フィーリングも軽自動車とは比べ物にならない
新車価格はほぼ軽自動車の上級グレードとほぼ同じだが
中古車となると軽自動車の3分の2とかなり割安感!!
仏クルマ!というだけで『お洒落~・・・』という形容詞しか浮かばぬ
1年中「能天気」表参道の排気ガス塗れの茶店をモンパルナスのカフェに見立て妄想する『おフランス野郎』はさておき
インダストリアルデザインの観点からトゥインゴの点数は低得点であろう
犬でいえば「フレンチブル」のようなブサカワイイが最上級の誉め言葉で
FIAT500と同等のサイズで「5ドア」に500を数段上回るユーティリティ・居住性を
追い求めた結果の「ズングリむっくり」の造形はデザイニングは大分犠牲にされ
おフランス野郎お好きの『お洒落~』からは程遠いい
前後のバンパービーム・Bピラー、リヤサイドメンバー・リヤクロスメンバー
等主要部分に1200MPa級の高張力鋼板を採用、中でもBピラーには鋼板を圧延する際に板厚を変える「テーラード・ロールド・ブランク工法」が採用され、強度と剛性の確保および軽量化が両立
等と『真面目な工作』が行われている事を加味すれば
その犠牲も頷けるだろう
下回りを覗き込めば驚くことに
下回り全面をアンダーカバーで覆い、車体下側の空力効果を実現
欧州車では常識であるFロントタイヤ前のスパッツも備えられている
アクスルビームがトーションバーのような役割を果たし、後輪の接地性向上等見言えない部位にコストを使うなどFIAT社には微塵もないルノー社の
CIがうかがえる、FIAT500のツインエアー900ccMTと大変迷うところであるが簡単に言えば
1人乗り、特定のパートナーあり、若夫婦+低学年までの子供2人まで・・・ならFIAT500
ガールフレンド数名以上で常時両手両足に「花」、「軟弱男子より意識高い系女子最高」の
アマゾネス軍団、お買い物・送迎等セカンドカー、、、ならトゥインゴ
FIAT500はデザイニング重視で後席の居住性は最悪
一度乗ればわかるが太いピラーに邪魔され左右の視界はほぼゼロ
前方視界も前席2席の高いシートバックに閉ざされほぼゼロと
「出荷されるミカン箱の蜜柑の気持ち」である後席からの乗降も前席が一気にスライドせずに
無理な態勢で往生する、愉しいのは運転者,
とてもクイックなハンドリングでカタログデーターを大幅に上回る動力性
半面FFが故なのか?いや違うだろう・・と思えるほどの小回り「最低半径」の悪さ
「こんなところで切替しかよ!」と唸ってしまうくらい小回りが利かない他
スモールポジションがないライトシステム、すぐ疲れるシート等・・・
欧州のトヨタと言わる所以の「真面目でない車造り」のお祭り
他方、トゥインゴの後席はとても快適、樹上のクリアランスもたっぷり、左右視界良好
陽が燦燦、運転者の観点ではRR特有の安定感は抜群だが
操舵性は軽くはあるが、スポーティーな走りは堪能できない
半面、小回りの良さは抜群で軽自動車並み、切れ角も大きくストレスフリー
驚くのは非力ながら1人乗車と4人乗車の動力性能があまり変わらないと言う事
FIAT500は1~2人は軽快だが、4人乗りでは亀に転じる
新型トゥインゴはかなりFIAT500を意識しており
『チンク5ドア』と言っても過言ではない、実車もほぼほぼチンクで
5ドアで乗降はし易いが後席の左右の視界・居住性は前期モデルに比べれば半減であるのが残念である
FF車が主流の中「後方エンジン搭載」・「後輪駆動」と名だたるスポーツカーのレイアウト
クルマを動力性能という観点だけで見たら
『FF?FR?RR?・・・』
多くの生物は下肢に「動力」(筋肉量など)?を蓄え上肢は「均等」バランスや
中枢機能を備える
これは地球上の「引力」が働き重力がある「物体」が『横方向』に移動する為に
長きにわたって進化してきた所以だと言えるだろう
だとすれば物理的には「引っ張る」(前方動力)より「押す」(後方動力)が効率がいいと推測される
(何方か物理学に詳しい御仁が居れば注釈を・・・)
人間が操る『横方向』の移動道具と言えば「三輪車」に始まり「自転車」・「オートバイ」「自動車」が主なものである
三輪車はほぼ中央に重心を配置を位置するが前輪に動力を発生させる
自転車は同じくほぼ中央に重力だが後輪に動力を発生させる
チェ-ンが発明されるまで前輪にペダルのついた前輪動力の自転車があったが
その乗り心地・操舵性・運動性どれをとっても利点はなく
その市場は先細った、そして自転車もオートバイも現在の形に落ち着いている
やや後方に重量配分された「ミッドシップ」「後輪駆動」は非力な子供や高齢者でも
非力なりに効率よく軽快に「横移動」できる便利な道具である
自動車はどうだろうか?
永いモーターリゼーションの渦中、マスプロダクションが必須とした『効率』『利益追求』『付加価値』・・・
は拡大する消費者の需要から、製造コストの削減・省燃費・利便性・居住性・安全性・・・
から進化してきた
結果、前方動力&前方駆動&前方操舵とすべてを「前方部分」にパッキングした『FF』である
少数の消費者を相手にするスポーツメーカーは
FF車が主流の中「後方エンジン搭載」・「後輪駆動」と名だたるスポーツカーのレイアウトは
「我関せず・・」でひたすら「横方向」の動力性だけを追求している
原動機が「内燃機」から「電動」『ハイブリッド」「水素」・・・と変貌していくも
自動車の『4輪』は変わらないだろう、、、
さて、、、FIAT500!トゥインゴ!
竹野内豊が問うた!?
『どうする!?・・・どう!!スル!?・・』
★吸気側油圧式バルブタイミング可変システムを備え、出力特性と燃費の向上を両立
★直列3気筒DOHC排気量:998㏄
★ボア×ストローク:72.2×81.3㎜
最高出力:71馬力/6000rpm
★年式29年 2006年イヤーモデル(初年度登録17年10月)
★型式 ABA-AHH4D
★車体番号 784
★走行距離 123300km
★修復歴なし
★小傷凹みあり
★禁煙車 汚れ経たり年相応の損傷あり
★別途 リサイクル預託金12470円
★車検失効 (別途応相談10万~)
★タイミングベルト 金属製タイミングチェーン 交換不要