マルチェロ・ガンディーニデザインのルノーが誇る名車のご紹介です。
850kgという軽量な車体をルノースポールチューニングターボエンジンで操る面白さは、現代のクルマには無いわくわく感がある。
ルノースポールはご存じの通り、チューニングの神様、ゴルディーニのエンジン開発部門からの発展系部署。
F1にも精通する所でチューニングされた心臓と言う事。
これは、期待しますよね。
1,397cc直列4気筒OHVエンジンに米ギャレット社のターボチャージャー。そしてキャブレター制御という組合わせですから、いわゆるドッカン系ターボ車と言う事です。
本気で走らせるとかなり速い。スッとワープする快感が味わえる一昔前の凶暴な心臓をもっている訳です。
単なる、凶暴なエンジンを乗せたクルマの言うのでは無く、それを生かし切るためのボディー剛性が素晴しいと試乗して感じました。
どうでしょう。ワクワクするでしょう。
当時を思い出させるOZホイールも実に良く似合っています。
車検を機会に徹底的に改善を施し、本来のパワーを楽しめるように本国から必要パーツを買い集め、思い切り大枚を掛けました。
やっぱり高速ターンが続く山並みを突っ走るのが、実に楽しいクルマです。
名車として人気が高いサンクですが、個体数が激減しこともあり、近年のGTターボに対するヨーロッパを中心に世界の人気はうなぎ登りです。
やっぱり、人は原点回帰して、優れた電子制御を取っ払って機械が生み出す素直な胸のすく走りに戻るのでは無いでしょうか。
今回、費用を投入して各所改善を行いました。
中々、良い個体を見つけることが難しくなってきたルノー5 GTターボ。
見つけたときが、運命の時です。
一生のお宝にするチャンス到来です。
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